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長澤悟教授 最終講義:「学校が変われば 日本が変わる」

3月21日、東洋大学井上円了ホールにて、この3月で東洋大学建築学科教授を退任される長澤悟先生の最終講義が開かれました。寒さにめげずに行ってきました(^^;

長澤先生は、東大で9年、日大で12年、東洋大で15年、計36年間教鞭をとられてきたとのことで、この日は各大学の現役やOB生をはじめとして、大勢の参加者で広いホールが一杯でした。

2時間に及ぶ講義では、先生の今日にいたる研究者としての活動過程の振り返りをはじめ、沢山の内容が話されましたが、その中で、今老朽化に直面している多くの公立小中学校の改修を、限られた財源下で意義あるものとするためには、木造化・木質化などの今日的課題への対応を含む「長寿命化」という視点が大事だ、という指摘が印象に残りました。
弊社の間伐材を活用したストランドボードも、そうした課題の解決に役立てる製品でありたいですね。

又、人口縮小に伴う学校の統廃合問題について、従来の「適正規模論」を乗り越えて過疎地の小規模校を死守することの重要性を強調されました。廃校→地域社会からの子どもの消失→地域社会の未来への存続可能性の消失、という厳しい現実を踏まえての提言ですが、それは又、担任一人で地域の担い手を育てているスイスの極小規模校から学ぶべき「学校感の再構築」という主張でもあります。

そして、先生が会長を務められたWASS(東洋大学・木と建築で創造する共生社会研究センター)が、2年間の幕間を経た今春、改めて先生を会長とする会員制のA-WASS(木と建築で創造する共生社会実践研究会)として再スタートしたことを報告されました。A-WASSの一員として、嬉しかったですねー(^^;

こうして、実り多い最終講義が終了しました。
長澤先生、36年間のご活躍ご苦労様でした。
そして、これから始まる第2ピリオドでの益々のご活躍を!
                                                  (角田 記)