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新年の覚王山界隈

皆様、あけましておめでとうございます。
当地名古屋の新年は、比較的おだやかな気候で開けました。
1日は、空気こそ冷たいものの、風も弱く時折日光の射す初詣で日和でした。
というわけで、多分15年ぶりくらいになると思うのですが、久しぶりに近くの神社とお寺にでかけてきました。

自宅から歩いて10分くらいのところに、地元では「山神様」と呼んでいる神社があります。行ってみると、とても小さなお社だったので、意外な感じを受けました。かたわらのテントでは、お手伝いと思われる女性が、火災除けのお札やおみくじを売っていて、時折参拝者が訪ねてくるのですが、「初詣」にしてはいささか地味目で静かな雰囲気です。でも、その普通の穏やかさがとても心地よく感じられたのでした。

さて、山神社から歩いて5分、今度は覚王山日泰寺です。こちらは、名刹というわけではありませんが、タイ国から贈られたと伝えられるお釈迦さまの舎利を祀っていることで知られていて、寺院の日泰寺という名前もそこに由来しているそうです。ここは又、先の「山神様」とは正反対に、がらんとしていてだだっ広い。歴史の浅い寺院なので建物がRCなのは仕方ないでしょうが、なにしろ本殿と五重の塔と山門以外は、全て駐車場兼イベント用の砂利を敷いたスペースなので、当地の大掛かりな葬儀の会場によく使われるのもむべなるかな、という感じです。
とはいえ、この広大なスペースとそこにつながる参道が、毎月21日には「弘法様」の大縁日イベントの会場として、近郊の老若男女で溢れかえるのですから、捨てたものではありません(’笑)。

ともあれ、「山川草木悉皆仏」と信じつつ、浄土宗勝手信者でもある私ですので、2011年新年の神仏混交の散策はとても心地よく感じられました。「宗教はアヘンである」と信じたかつての自分を忘れたわけではありませんが(笑)、今年ゃ春から縁起がいいわい!と合点した次第です(^^;

帰路、人通りの少ない覚王山日泰寺参道に並ぶ民家兼商家のたたずまいが目にとまりました。
瓦屋根の端を上下に重ねて、隙間なく並んだ木造の家並みには、逝きし世の面影が残されているようです。思わず、胸の中で、「日本好!」とつぶやきました(^^; 本年もどうぞよろしく! (角田 記)
 
  *画像上から、山神社、日泰寺本堂、本堂から南側参道方面の風景、参道東側の家並み。