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福井市至民中学校レポート第1回

皆様、あけましておめでとうございます。

2009年は、交錯する大いなる不安と希望のただ中で始まりました。
昨年から私達の目の前で進行している底深い変化は、一時代を席巻した新自由主義型経済システムの明白な破綻を告知するにとどまらず、産業革命に始まる200余年の文明史の「終わりの始まり」を予告しているように感じられます。

私達には、母なる自然を、富の手段として対象化する近代という時代に別れを告げて、海図なき航路を、次ぎの時代に向かって力一杯漕ぎ出す他に選択の余地はありますまい。エスウッドは、変わることなくこの一筋の道を追い続けたいと考えています。

さて、何回かに分けて、福井市至民中学校についてのレポートをお送りしましょう。
福井市南江守町の穏やかな里山に抱かれたこの学校は、実は「学びと生活の融合」を旗印として、
最先端の教育改革を実践中です。福井市の教育長を務めておられる渡辺さんによれば、この改革は、「受験・部活・生活指導にあけくれる、閉じこめ・押しつけの教育からの、本来の子供達の力の開放」をめざしています。

それ故に、昨年春に建ちあがった新校舎の形もとてもユニークです。どの空間も直線で仕切られることなく、緩やかにカーブを描いて四方八方に開放されているのです!外の地域社会にも、内なる学校エリアにも、とにかく閉ざされるということがありません。
最初の訪問は昨年の8月でしたが、これには驚きました。そして、嬉しいことに、この素敵な空間の至る所に、エスウッドの桧ストランドボードが貼り巡らせてあるではありませんか!
コンクリート打ちっ放しの構造部に桧ストランドボードの内装材というシンプルなハードウエア、一体こんなアイデアを考え出したのはどんな人たちなのかと思いを馳せたのでした(続く)。 〈角田 記〉